好きな本でお小遣い欲しい!書店で棚卸アルバイトをしよう!
2020/07/17
ハシゴで書店棚卸をする職人さんもいらっしゃいます。
今回は、書店の棚卸のマニュアルとその魅力をお伝えしたいと思います。
8月に決算という書店が多いので、各書店で棚卸が行われます。
一部の店舗ですと、店舗スタッフだけで終わらせてしまいますが、ほとんどは、店舗スタッフ+臨時アルバイト又は、棚卸業者に委託という感じになります。
そもそも棚卸って?
数字上の仕入金額、冊数、売上、実際の金額、冊数を確認して粗利(儲け)を算出します。
ここで、仕入金額、冊数が大幅に違いがある場合、万引き、不正、等を発見することができます。
上場企業ですと、売上、粗利を公表しなくてはなりません。
基本的な棚卸作業は?
- 棚に貼ってある番号を入力
- 本のバーコードをスキャンする
- 冊数を入力する
- エンターボタンを押す
- 番号札の棚の本をすべて入力
- 番号札とハンディーターミナルをレジに持っていきます
- ハンディーターミナルを返却されたら次に棚の作業を行います。
基本的な流れは以上になります。
細かく言うと・・・
- ハンディーターミナルという大きめのガラケーサイズの端末機を使います。
- 棚の番号札の番号を入力し、エンターボタンを押します。
- ハンディーターミナルの一番大きいボタンを押しながらバーコードを読み込みます。
- バーコードが2段ある場合は、2段とも読み込みます。(上下順番は関係ありません)
- バーコードが1段の長い場合は古いタイプは、左寄りの大きい部分のみ2回入力します。
- 新しいタイプは、長い1段のバーコードを1回入力でOKです。(スキャナーの赤い部分が広いため)
- 冊数を入力するとき、1冊の場合そのままエンターボタンでOKです。
- その他は、冊数を入力してエンターボタンを押してください。
- 3冊又は、10冊など入力する場合は、警告音が鳴る場合があります。
- 3冊の場合は、エンターボタンに近く、1冊なのに3冊と押し間違える場合あり。
- 10冊以上の場合も警告音がなります。
- 冊数を入力して警告音が鳴った場合、間違い無ければもう一度エンターボタンを押してください。
- 棚の場合は、基本的に左から右に向かって入力します。
- 平台の場合は、基本的の左から右に向かって入力します。
- 棚と平台は、別々の棚番号になっている場合多いです。
- 棚の商品は、隣の本が同じような背表紙だけど巻数が違う場合があるので、1冊ずつ入力したほうがいいです。
- 平台の商品の場合、1冊スキャンして冊数を数えて入力します。カウント違いに注意しましょう。
- 1つの番号のエリアを終了したらハンディーターミナルと棚に貼ってある番号札をレジに持っていきます。係りの者がパソコンにデーターを送信しますので、終了後ハンディーターミナルをお返ししますので、今度は次の棚の作業をしていただきす。
バーコードが無い本がある場合
現在でも、たまにございます。
スタッフに必ず聞いて下さい。
放置しますとロスになってしまいます。
棚卸休憩時間は?
12時から13時までの1時間という場合が多いです。
プラス午前中に10分、午後に10分の場合もございます。
お手洗いは常時OK
棚卸服装は?
動きやすい服装でお願いします。
棚の上の方の作業をする時に本を移動して平台の上に乗る場合があります。
女性の方は、スカートは控えたほうがいいでしょう。
夏の棚卸の場合、エアコンの真下で寒い場合もあります。
羽織るものがあるといいです。
すべり止め付の軍手をハンディーターミナルを握らない手に装着しますと
手は汚れない、本で指を切らない、本を引き出しやすいです。
書店棚卸日当は?
日当としてお渡しする場合5千円から7千円くらいです。
時給計算の場合900円~1000円くらいです(地域にもよります)
書店棚卸作業時間は?
8時から17時になります。
昼休憩1時間除くと実労8時間
しかし、作業が終了しだい解散が多いです。
当店の場合は最近、8時開始で、15時に終了しています。
その時のスタッフ、臨時スタッフの技量に左右されます。
日当でお支払いしてる店舗は、終了が夕方3時でも、5時でも同じ金額なので、早く終わったほうが得ですね。
どのような人が向いてる?
最近は、スマートフォンの使用が多いので、ふつうに操作、LINE、など出来れば、OKです。
しかし、ハンディーターミナルの数字の配列は、ケータイ、スマホの逆です。
電話、パソコンのテンキーの配列になります。
スマホ、ケータイの操作が苦手な方はちょっと厳しいかもしれません。
書店棚卸申し込みは
電話1本でOKのところもあります。
1度ご来店いただいて、本番で使うハンディーターミナルを使って説明を聞いて申し込み完了などあります。
約10分くらい
棚卸職人登場!?
私が勤務してる書店グループでは、7月8月、棚卸は毎日どこかで行われています。
当グループ書店が密集してるエリアだと、毎日棚卸に参加してしている職人?もいらっしゃいます。
ハシゴで棚卸ですと腕がだんだん上がらなくなります。注意して下さい。
その他の注意
ハンディーターミナルは、精密機器ですので取り扱い注意願います。
1台10万円から20万円します。
分からなくなりましたら、自己流じゃなくすぐスタッフに声をかけて下さい。
まとめ
書店によって作業方法異なります。
ケータイ、スマホ、パソコンの操作がある程度できる方なら心配いりません。
ぜひチャレンジしてください。お待ちしております。
最後まで閲覧ありがとうございました。