文教堂ファンⅢ

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宅建試験

宅建士合格体験記Ⅲ

2017/10/31

            

宅建士試験はまだまだ人気!

この前宅建士の本試験がありました。
宅建士試験はまだまだ人気です!

資格の学校、日建学院、LEC東京リーガルマインド、住宅新報社などが解答速報などをネットで発表していました。各学校によって合格ラインとか、合格点などの予想があり、非常にためになります。

他にもアップされてる方が多く注目されてる資格です。私も平成2年に合格しました。現在も更新しています。

なぜ宅建士を取ろうと思ったのか?

その時は、バブルだった!?

大学進学を目指してた私は、私大を5校受験しましたが、全部不合格・・・・。
人生最大のピンチでした
浪人する気もないし、途方にくれてました。

そしたら、父が「こういう仕事がある、不動産の取引に必要な資格なんだけど・・・」
ちょうど、バブル真っ盛り、父の知り合いの不動産屋は大繁盛だったらしい。

早速、東京の法律系の専門学校の「不動産科」を受験しました。
一般常識と面接 の試験でした。
結果、不合格でした。
もう3月末でもう後がありません。

 

そしたら、父が職場の近くに 日建学院 というのがあると・・・・。
最初からこっちでもよかったと思いましたが、早速行ってみました。
こちらの学校は、昼の部と夜の部というのがあり、

宅建の他に、二級建築士、インテリアコーディネーター、などもありました。

こちらの学校は、普段仕事をしてる方が通う学校で
その日に学費15万位を払って、いろいろ説明を受けました。

通信講座より高いが、学校に行ってるほうがやる気がでるだろうど思いました。

なんと、不合格になったら、学費を半分返すという特約もありました。
当時は、学校によっては、全額返金という所もありましたが、
まわりにここしかないので・・・・・。

学校は週に1回出席するだけだった

もう耳を疑いました。

当時月曜日から、土曜日まで学校行ってた者が週1日・・・・。
もうここは、普段お仕事をしてる方が通う学校?と言うより塾でした。
私が、登校するのは、水曜日の昼でした。

ほんとに、宅建を取るために登校日以外は自宅で自習というスタイルをとりました。
不動産屋に働きながら取ればいいんじゃないか、という考えもありますが、
当時そういう方がほとんどでしたが、仕事で疲れちゃって、なかなか合格できなかったみたいです。

現在ですと不動産業務に従事してる方は、5問免除がありますが、当時はありませんでした。

当時は、事務所に専任の宅建士が、従業員5人に対して1人置かなくてはならず
今後は、3人に1人になるという噂と、バブル真っ盛りで不動産屋を始めた方も多かったこともあり
教室はいつも満員でした。

当時、私は19歳でとりあえず、ここでは最年少でした。
生徒は、私の年代か70代の方まで幅広かったです。
ほとんどが不動産屋に従事してる方、アパート大家さんとかがほとんどでした。

10月の試験まで、6か月がんばってみようと思いました。
私は、学校が無い日は、自動車学校に行ってましたので
普段の足は、原付でした。

当時駐車場のベンツ、セルシオ、シーマ率が高かったような気がします。
ほんとにバブルだったんですね。
そして初登校日を迎えました。

 

先生がいない?先生はどこですか?

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初登校をし、席に着いて待っていると、先生らしき人が出てきました。
これから授業をはじめまーす。
いよいよ始まるなと思いました。

するとその男性は、
ビデオのスイッチを押しました。
画面から、はじめまして、講師のOOです。と言うではないか、

さっきの人は、ただの事務の人だった。
テキストを見ながら、ビデオ講師が説明する。
申し込み時、少し説明があって、ビデオがどうのこうのって言ってた記憶がありました。

そのことだったのかと、今さら気が付きました。
でも、これって大丈夫なのって思いました。
とりあえず、後が無いのでがむしゃらにやるだけでした。

 

ビデオの中の先生

あーなるほど、こういうことだったんだ。

説明の時、何回もビデオを見ると言ってたので
何度も映像があるんだなんて思ってました。

まさか実物の先生じゃないのが斬新でした。
テキストとビデオを使っての学習だったんですね。

最後に筆記のテストをして答え合わせをして、終了って感じです。
私の場合、最近まで大学受験の勉強をしてただけあって多少は勉強する習慣はありましたが
他の生徒の場合、実際仕事しながらですから、大変だったでしょう。

 

自宅での学習がメインでした

私の場合、学校が無い日は5月まで自動車教習所に行ってました。
それ以外は、自宅で学校の宿題とテキストを読んでたりしてました。
毎日 午前中3時間、午後から3時間 過去問やったり、テキストを読んだりしていました。

実際、ここまでやらなくてはいいのでしょうけど、後が無い私は必死でした。
宿題は、かなり多いです。
次の授業までまるまる1週間ありますから、ちょっと厳しかったです。

でも、この宿題を全部提出しなくては、
不合格の時のキャッシュバックの条件から外れてしまうのでがんばりました。

宿題の内容は、

文章の中に( )があり、それを埋めてく問題です。

参考書を見ながらじゃないと厳しいです。

合格するためにやってる訳ですから、キャッシュバックのことはほとんど考えていませんでした。

講義後のテストが緊張しました。

毎回講義が終わった時にテストがあります。
かなり気合が入ります。
なんと順位を貼りだされてしまいます。

しかもちゃんと名前も入ってます。
私はいつも中くらいでした。
すごいのは、毎回1位の人がいました。

彼は毎回満点だった。

まわりから聞いた感じだと彼は今回2回目らしい。
でも満点は満点・・・・
くやしかったですね。

2か月くらいは専門用語ばかりで、ちんぷんかんぷんでした。
だんだん問題のパターンが分かってきたみたいで
すこしづつ順位を上げていきました。

学校で問題集はもらっていたのですが、自分としてはみんな以上がんばらないと
いけないと思い、当時バイトしてた文教堂で分厚いテキストと問題集を買っていました。
このテキストの著者が後で、受験者全員が彼の恩恵を受けることになるとは・・・・。

学校に通ってると言っても、週一しか授業が無いので
ほとんど自習という感じです。
車の免許を取ってから積極的に聞いたカセットテープがあります。

宅建のカセットテープ?

今の方達は見たことが無いかもしれません。
現在は、CDとか配信であるかもしれません。
市販のものでもOKです。

学校からもらった、テキスト内容が入った
カセットテープを、車の中や
自習時に息抜きの時など聞いていました。

民法、宅建業法、法令上の制限、税法など全部入っていました。

スピードラーニング(笑)じゃないですが、
自然に頭に法律などが入っていく感じがあります。
よく遊ぶ友達も私の車に乗ると宅建のテープを強制的にきかされていました。
友達も、民法は詳しくなりました。

実際自習の時間がほとんどなので、
ひまな時はテープを聞くか、
テキストを読んでるかでした。

でも・・・・・。
テストの点数がなかなか上がらず、順位も中くらいでした。
この事を資格ホルダーの父に相談しました。

そうすると・・・・・。
俺は、テキストなんて見た事無い。
電検、危険物とか取ってきたけど

1冊を徹底的にやった・・・・・みたいです。
直接書き込むのでは無く、ノートに解答を書いて何回もやる。
だんだん問題のパターンとかがわかり、慣れてくると・・・・。

それで私は、バイト先の文教堂で問題集を購入しました。
タイトルは 「パーフェクト宅建過去問10年間」です
ボリュームばっちりです。さてはじめるぞ!

 

過去問題集を徹底的にやりました。

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とにかく、たくさんの問題を解きました。
問題集を開き、となりにノートを開き、解答を書き
自己採点をする。

これの繰り返しでした。
ボールペン何本か使いきりました。
そうやって解いていくと、

何年かに1回ですが、計算問題なんですが、問題が同じで
数字だけ違う問題とかありました。

過去問ばかりやってわかったこと週一で学校の講義を受け
あとは、自宅で過去問ばかり解いていました。
資格マスターの父親のアドバイスでは、大学入試は、周りの受験者が頑張れば、あと1点というので不合格だが、
資格試験の場合、7割出来ればみんな合格だから・・・。
という 分かることはわかるんですが、とにかく大学受験も頑張ったつもりですが、
後の無い私は必死でやりました。
のちに学校のテストも常にベスト5くらいをキープするようになりました。でも自宅で「これだけ宅建テキスト」を毎日かかさず読んでいました。
これのいいところは、試験に出てるキーワードが
わかりやすく解説されてたことです。当時は、普通の朝刊にこのテキストの広告が載ってたくらい
宅建試験はブームでした。

 

宅建試験で表と言ったらこれ!勉強部屋トイレに貼りました。

たとえば、試験問題に、第一種住居地域や第二種住居地域
にこの建物を建ててはいけないとか・・・。

学校の近くにこれを建ててはいけないとか、そういう表が
テキストに書いてあります。

絶対この表から1問出てるので必死に作成しました。
実際毎年出てます。

勉強部屋、トイレ、などにその表を貼りました。

友人が訪ねて来た時は、その表を見て
何が何だかわからなかったみたいです
たぶん変なやつだと思われていました。

 

模擬試験は実戦的でいい

問題集をたくさんこなしていくと力試ししたくなるのので、住宅新報社が開催する模擬試験を受けました。
この模擬試験の存在を知ったのは、当時販売されてた「今年こそ宅建」というムックみたいなものでした。

これの後ろのページのほうに公開模試みたいな紹介があり、自分が住んでる県での開催がありさっそく申し込みをしました。
内容は、テストをした後に、その解説を先生が解説と講義をするものでした。

さてテストの結果が発表されました!
1位の人だけ名前を呼ばれました。

それは、私でした!
もう驚きです。
点数も49点でした。(全50題)
1問外しでした。

でもこれにはカラクリがあると思います。
私は、住宅新報社の「過去問10年」というのを2回マスターしてました。

今回の模擬試験も住宅新報社の主催なので、
俗に言う「山が当たった」という感じです。

たぶんほとんど、その過去問10年ベースの問題だったのでしょう。
この日は何度も、「これが本試験だったらいいのに」なんて思ってました。
でも、ほんとにこれで満足してたら「やばい」ことになってました。

願書申し込み

現在は、インターネット(パソコンのみ)、郵送での申し込みができましたが
当時平成初期は、受験する県の施設に持ち込みのみでした。

私は県庁所在地があるところまで行きました。

現在の受験資格は、年齢、学歴不問のだれでも受験可能 ですが
当時は、高校卒業以上なので、私は卒業証書を担当者に提示しました。

願書は、私は日建学院でいただきました。
現在は、一部書店でも在庫をしていて気軽に受験できます。

受験料7千円なので、気軽というわけにはいきませんが
大学生の弁護士を目指す法学部の生徒さんが力試しに受験するそうです。
宅建業法あたりがあまり勉強されていないので合格率は低いらしいですが・・・。

 

試験当日は緊張しました。

試験は、茨城大学でやりました。
ここに来るとき、駅で待ち合わせした友人が遅刻して電車を1本遅らせましたが無事会場に到着。

今回初めて登場の友人とは、同じ日建学院に通う同じ歳の同級生です。
彼は昼間、家業の大工をやり、学院の夜コースを選択。

なんと、二級建築士コースと宅建コースを掛け持ちでした。
席についてあとは、試験を待つだけです。
いつもと違いなんか緊張してました。

小学校の時、そろばんの試験から、小、中、高時の陸上のスタート&アンカー
サッカーの試合などの経験であまり緊張するほうではなかったのに、不思議でした。

さて、試験が始まりました。
問題のセオリー、難しい問題は飛ばして次に行くなんですが、
本試験では、なぜか問1から飛ばしてしましました。

いままで、過去問とかをたくさんやってきて、パターンは把握してましたが、
なんか違うって感じでした。
今までのセオリーが全く通用しなかったこです。

「何、この問題」って感じです。
難しいのをとばして、どんどん次へ次へということで解いていきました。

一番最後の問題が、計算が必要な問題で、あらゆる公式を使います。
なんとか、それも解き、また最初のとばした問題から始める。

実際10年間でてこなかったパターンの問題が多かったような気がします。
いつも、模擬試験では、早く終わり、残りを確かめに使っていましたが、
今回の本試験では、そういう訳にはいきませんでした。

ほんとに最後の最後まで、振り絞ったって感じです。
半年勉強してきたのが、ここで終わりなんだという、達成感と、
あとは、どうにでもなれと思いました。

まわりの方に聞いてみると、みんな「難しかった」と言ってたので安心してはいけないが、
複雑でした。

忘れてはいけないのは、問題用紙に解答を書くことでした。

試験当日、学院で解答速報があるので、自己採点に使うためです。

すぐバスに乗り、電車に乗って自宅に帰り

車に乗って、日建学院に向かいました。

 

日建学院での解答速報にみんなため息

学院に戻ってきた、千葉会場で受験した方と合流。

やっぱりみんな難しかったらしい。
夜7時より、学院で解答速報が始まりました。

もう最初から、間違いばかりでみんなため息ばかりでした。
何問かは当たっていましたが、いつも模擬試験で8割以上取ってたので
今回は、何かが違うと感じていました。

問何番だか忘れたが、解答を言ってるテレビの中の先生が、
この解答は、「うーん何番でしょう」という不思議な言い方をしたシーンがありました。
実はこの問題は、「この中から誤ってる文章は何番でしょう」という問題でした。(だったとおもいます)

あの、これだけ宅建の先生「中野元」先生が「この問題は解答が無いすべて正しい」という
コメントを何日か後に新聞広告に掲載されていました。
それでこの問題に感しては、「全員正解」になりました。

問50に関しては、先生は「この問題はたくさんの計算が必要なので解けた人はすごい」と
言ってました。

そこは当時 計算が得意だったので当たりました!
結果 自己採点は、50点中 34点でした。

7割正解に届かず、厳しい採点でした。
最後に、解答速報の先生は、合格点は今までに無いような低い点数になるだろと言ってました。

※実際の平成2年の合格ラインは26点でした。合格率は12.9%と平成に入って最低でした。
当時はバブル真っ只中で受験者数も過去最高でした。

 

おかげ様で合格できました

いよいよ合格発表日!

当時は、 地元新聞と、郵送で合否を確認することが出来ました。自宅では、地元新聞をとってなかったので、当日中に届く封筒を待っていました。

郵便物は、午後届く予定だったので午前中床屋に行ってました。

そしたら、マスターが、いきなり「おめでとうー。名前載ってたよ!」と言ってくれました。そこの床屋には、地元新聞がありました。マスターも何気なく知ってる人いないかなと探してたらしいです。

床屋も終わって、自宅に帰ると書類のほうが届いていました。平成2年度は、ちょうどバブルの時代で受験者数が多かったのでその分落ちた人も多かったです。

 

宅建主任者証いただきました。

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合格はしたものの、これだけでは、だだの「宅建士試験合格者」です。現に宅建業に2年以上従事されてる方でしたら、登録、交付とスムーズにできますが、それ以外の方ですと、登録実務講習というのがあります。

今ですと、日建学院でもやってますが、当時は最初、通信講座をして最後に東京会場で講習を2日受けて初めて、県に登録できます。(この時点ではまだ宅建士登録者)次に宅建業協会に申請して晴れて、宅建士証を交付されます。

今まで宅建士合格体験記を読んでいただいてありがとうございます。大学受験失敗後がむしゃらにやってた感があります。

民法とかは普段の生活で役に立つと思いますし、不動産業に従事していなくても、実際の購入時に宅建の知識が役に立つと思います。

現に私は、書店のほうで宅建士のテキスト、問題集をお客様に提案することをしてます。口コミで、あそこの書店は、宅建士がテキスト、問題集を売ってるということで不動産屋さんからご指名もあります。

ほんとに長い間ありがとうございました。

            

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