アパート、マンション賃貸契約時に必ず用意してほしい物リスト個人編
2018/02/20
1月2月3月は、賃貸契約が多いです。実印、印鑑証明、住民票、源泉徴収票、定額自動振込依頼書コピー、前家賃、保証料を契約前にきちんとそろえていただくと助かります。不動産屋で、書面や口頭で説明があると思います。スムーズな取引をしたいので、お客様のご都合もありますがよろしくお願いします。
①実印は契約時に必要です。
アパート、マンション賃貸契約と言うとちょっと軽いイメージを持つ方が多いと思います。これも立派な契約です。家賃が月5万円だとします。1年で60万2年で120万3年で180万と自動車を買う行為と同じくらいになります。4年5年となるとかなりの額になります。
②印鑑証明は実印を証明するもの
お客様が、実印をお持ちになりました。これがほんとうにあなたの物かを証明するのが、印鑑証明です。もちろん実印と印鑑証明はセットでお持ち下さい。
③住民証は住む方によって異なります。
基本的に契約する方のものでOKです。最近多いのは、男性が契約、同居する方が婚約者と言うパターンです。基本は、男性の住民票のみでOKですが、不動産会社によって異なる場合があるので、同居する方すべてのものが必要なのか、相談されたほうがよろしいです。
④収入を証明できる書類
- 「源泉徴収票コピー」会社でいただいて下さい
- 「給与明細3か月分コピー」会社でいただいで下さい
- 「課税証明書コピー」役場でお願いします。
どれか一つでOKです。
⑤定額自動振込依頼書コピー
銀行に行って家賃の定額自動振込の手続きをしてください。その時に控えを渡されますのでそちらのコピーをお願いします。控えが無い場合は、銀行にて「不動産屋で必要なのでコピー下さい」と言ってください
⑥前家賃
(28日が引き落としの場合)3月1日から入居の場合で2月28日の定額自動振込が間に合えば契約日に前家賃は必要ありません。定額自動振込が間に合わない場合3月分の家賃は、契約日にお持ちいただくか、振込でお願いします。その場合、自動振込依頼は、3月28日引き落としからになります。
⑦保証料
家賃保証会社へ支払います。毎年必要です。初年度は家賃の半分頂きます。次年度からは1万円になります。初年度分だけ不動産屋が保障会社に送金します。次年度は、お客様の自宅に直接、保障会社より請求書が届きご自身で振込む感じになります。
毎月分割で頂く場合と、年に1回一括で支払う場合があります。不動産屋によって異なります。
※家賃保障会社とは?
以前、賃貸契約をする時は、連帯保証人が必要でした。契約者の家賃が期日に引き落とし出来なかった場合、連帯保証人に請求していました。また連帯保証人もすぐに払ってくれるとは限りません。また最近は連帯保証人になる方もなかなかいらっしゃらないので、そのお手伝いと言うのもあります。
アパート、マンションを経営してる大家さんも、銀行から借金して毎月返済しながら経営しています。家賃の引き落としが遅れると、大家さんも銀行に期日までに返済できません。お客様の口座の残金が足りなくて引き落とし出来ない場合、家賃保証会社がすぐ大家さんに支払いをしてくれます。後日、保証会社からお客様にその分を請求します。
⑧敷金・礼金
最近「敷金」は、0円又は1か月分と言うのが多いです。ペットOKの物件では、敷金は家賃2か月分頂く場合が多いです。退去時に入居時と同じような状態でしたらまるまる帰ってきますが、実際は、クリーニング代とかと相殺される場合が多いです。
「礼金」は現在いただいてるところは余りないでしょう。昔、家を借りる方が、大家さんに対して、「家を貸してくれてありがとう」という意味があり、昔の名残かもしれません。
まとめ
アパート、マンションの賃貸契約で、必ずと言っていいほど必要な書類です。揃わない場合は、契約が出来ません。最悪は、せっかく見つけた部屋だけど、次のお客さんに譲ってしまう場合があります。
以上アパート、マンション賃貸契約時に必ず用意してほしい物リスト個人編でした。
最後まで閲覧ありがとうございました。