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ヒガシクワンバス釣りカーライフYouTubeを中心とした宅建士、転職、元文教堂書店店長の読書感想文やアルバイトマニュアルを分かりやすく解説

不動産

建売住宅を1日2棟予約申し込みさせたベテランセールスマンのテクニック

2018/11/10

宅建士取って不動産屋に勤めているヒガシクワンです。不動産屋に転職して2か月経ちました。最近は、賃貸契約の日以外は、建売住宅の現場にいます。私の担当している物件は、なかなか売れません。もちろん今まで、本を売ってた人間です。超ど素人が現場にいます。予約申し込みがあったら、ベテランセールスマンの上司を呼べばいいと社長から言われていますが・・・。

どんなお客さん?

今回は、上司の売り場で、お客様とのやり取りを聞いていました。お客様は、70歳代の男性です。30代の自営業の次男がいて奥さん、3人の子どもがいる。現在賃貸アパートに住んでいる。しかもアパートを転々としている。お父さんとしては、一軒家を購入して、落ち着いてほしい。

次男の特徴

上司「次男というのは、なかなか落ち着かない。長男と違って親に迷惑ばかりかけてる」

お客様「そうなんだよ、ウチの次男は、ばか野郎で、職も転々として、奥さんに怒られてばかりなんだわ」

上司「そう次男というのは、親がレールを引いてあげなきゃいけないんだよ」

お客様「そう、そう」

上司「次男は、奥さんと子供は何人いるの?」

お客様「子供は3人なんだよ」

上司「じゃあ、今住んでるアパートじゃ狭いよ」

お客様「子供は、よく友達の家に遊びに行くんだけど、今のアパートじゃ狭いから、友達を家に呼べないんだよね」

上司「そう、子供は、けっこう気にしてんだよ。かわいそうなんだよ」

お客様「じゃあ、次男説得して、ここに連れてくるよ」

上司「そう、次男はそうやって、親が道しるべを作ってあげなきゃいけないんだよ。」

当社の建売住宅のほとんどを売ってきた上司に最近は、同行しています。今回の次男の話は、私の事を言われているようで、不思議な感じでした。世間の次男は、周りからこんな感じで思われているのかなあ。

家のスペックの話はしない

この上司の場合は、家の事は全く話さないで、申し込みさせるパターンです。近所話、お客様が乗ってきた車の話で、盛り上がって、最後にお客様が、「ところで、この家いくらだっけ?」という感じで、ご成約のパターンが多いです。

セールスマンで買う?

以前、文教堂で一緒に仕事をしたことがあるABという人物なんですが、彼は釣り具屋でボート販売の担当でした。金額は、60万円前後のものを、バンバン売っていました。

彼に言わせると、ボートの話は、ほとんど無く釣りか、車か、株の話で盛り上がり、最後に「このボートいくらだっけ」という感じで、買ってもらったパターンが多い。

まとめ

高額商品のセールスは、難しいです。でも、上司やAB氏のように自分を売る?に徹すれば売れるのかな?

以上建売住宅を1日2棟予約申し込みさせたベテランセールスマンのテクニックでした。

最後まで閲覧ありがとうございました。

 

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