本の予約注文でISBN(アイエスビーエヌ)コードって必要?
本の予約又は注文ありがとうございます
書店スタッフも店頭のすべての本を把握してるわけではありません
問い合わせや予約注文の時に最初に店頭のパソコンで検索をかけます
お客様がご自身でお調べになったISBNコードは大変助かります
ISBNコードとネット環境で書店業務はかなり便利になりました
どのような効果が生まれたでしょう?
ISBNコードがあるだけで検索のスピードが上がる
最近は本を調べるとISBNコードも掲載されています
お客様が本のタイトル、著者、ISBNコードのメモをお持ちになります
店頭のパソコンでISBNコードから数字を入力したほうが早く検索ができます
その場でその本の店頭在庫の有無がわかり最近だと問屋 出版社の在庫まで瞬時にわかります
漢字やひらがなでタイトルを入力するよりよっぽど早いです
タイトルがあやふやでもISBNコードが合っていればなんとか検索できます
お客様は手に入るのか入らないのかすぐ知りたいです
長くお待たせすることなくお調べする事ができ書店現場でも助かっています
新聞広告でもISBNコードが掲載
お客様からの問い合わせが一番多いのは新聞掲載の出版社の広告です
みなさんが興味を持つようなキャッチコピーで書かれています
最近はタイトルと一緒にISBNコードも掲載されています
店頭に新聞の切れ抜きをお持ちのなる時は大変重宝します
お客様からの電話での問い合わせでもタイトルや著者での検索がヒットしない時があります
その時にお客様に「INBN978ー4ーOO-OOOOOOーOとか書かれていませんか?」とお聞きします
お客様に数字だけを言っていただき無事に本を探しだす事が出来ます
その時のお客様の喜びは今でも忘れないです
いち早く本を探し出すためにISBNコードは必須となっています
転売屋? せどらー?の方もISBNコードとにらめっこしています
最近はスマホのアプリでネット書店に加入のリアル書店の店頭在庫がわかるシステムがあります
お客様が本のタイトルやISBNコードを入力して調べます
調べる本は限定版 絶版本 市場価格が高くなってる本です
私が書店に勤めているときにお客様から店頭に電話があり「ネット上でそちらの店舗に在庫があるようになってるのですが探してもらえますか?」です
その場合プロの方でしょうけどお客様はお客様です
本のタイトルは何でしょうか?と聞いてみるといきなりISBNコードから言ってきます
最初は同グループの店舗からの移動の依頼かと思いました
ほとんどは他のお客様の客注品(取り置き品)であったりします
その場合は「申し訳ございません 他のお客様の客注品なのでお売りする事はできません」とお伝えします
転売屋さんはその行為を何件もこなし在庫があった場合は自宅の方に代引きで発送します
本の代金の他に送料 代引き手数料がかかってしまいます
でも定価の倍以上の金額で転売されるので儲けは出るみたいです
ISBNコードでも上書きがある場合があります
ネットでは話題になっているのですが某老舗出版のISBNコードで旧版と新版で同じコードを使っているとかあります
ISBNコードを入力してネットで取り寄せたら違う本だったなどあります
そのような場合もありISBNコードの他に最低でもタイトルの照らし合わせはしています
基本ISBNコードは書籍とコミックスがメインです
ISBNコードは主に書籍とムックとコミックスになります
月刊誌 週刊誌などの雑誌の場合は雑誌コード又やTコードというのを使っています
雑誌コードなどは休刊になった雑誌のコードを繰り返し使っているものがまれにあります
ご注意下さい
本のISBNコードまとめ
- 書店で本を探す時ISBNコードが分かっていれば検索機などですぐ調べやすい
- ISBNコードはアマゾンで検索した時も表示されています
- 間違って注文しないようにISBNコードとタイトルの二重チェックをしています
- 以前どこかの書店の社長が「ISBNコードが無いものは本ではないと言い切った」
ネット環境の充実でISBNコードの役割が生きてきたと思います
私が書店に入社した時と比べたらすごく便利な時代になりました
最後まで閲覧ありがとうございました
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