文教堂ファンⅢ 

雑誌(付録)、コミック、ムック本、新書、ビジネス書、絵本などの売れ筋情報はもちろん、実際に本を読んでのあらすじや感想文などを書店目線で書き綴っていきたいと思います。また書店業界の裏事情、趣味の自動車(PRIUSやVELLFIRなど)記事、動画やライフハック等の記事を様々な角度から提供するブログです。

書店員の独り言

売れ残った雑誌や付録、本は捨てるの?タダでくれる?

2018/10/10

お疲れ様ですヒガシクワンです。最近多い質問で「売れ残った本や付録はどうするの?」があります。週刊誌は、毎週出るし、月刊誌は毎月出るしコミックスも新しい巻が次々と、毎日のように小説、ハウツー本などの書籍が発売され、すべてが売れるとは限らないし、廃棄処分、返品、どうしてるのでしょうか?

売れ残った本はほとんど返品しています。

大変申し訳ございません。ほとんど問屋さんに返品をしています。売れ残って廃棄するなら俺にくれなんて思ってる方残念でした。雑誌など週刊誌や月刊誌は、次号の発売日の前日の夕方から閉店の間に売り場より外します。通称雑誌抜きと言います。

次の日の雑誌予定表を見ながら店内をさまよっています。または、発売日の日に新しい雑誌を入れながら前号を抜く書店もあります。抜いた雑誌は、すぐ返品作業をする店舗もあれば、何日か経ってから返品する店舗もあります。最近はよく、新しいものが発売した日に、「前の号ありますか?」と聞かれます。

そうなんです、雑誌のバックナンバーは高く売れるものがあります。最近、出版社もバックナンバーを在庫しないので、ますますバックナンバーが貴重になります。アマゾン等で転売される方も多いですね。

付録も問屋に返品しています

ブランドエコバッグの付録や、保冷バッグなどすごく人気があります。動画サイトで紹介されてる方も多いです。雑誌の付録は基本は、問屋に返品しています。しかし店舗や取引問屋によって付録は自店で破棄してる店舗もございます。

だからといって、「捨てる付録があるなら下さい」なんて言ってもダメですよ。もし、破棄するものが欲しい場合は、書店スタッフになることですね。でも、人気があるものは、すぐ売り切れて返品も出ないし、もし出たとしても、人気の付録が付いた号は、次号と併売して、完売を目指します。転売目的な方がまとめて買う場合もありレアなものは手に入らないです。

コミックスも売れ残ったら返品しています。

人気のあるコミックスは、次の巻がでるまで売れ続けます。しかし、すべてのコミックスがそうではありません。コミックスも、新刊が出て、1、2か月経ちましたら、棚に1、2冊差して返品になります。多面展示したり、売り切りたいのですが、売れないものは売れないです。

小説も売れ残ったら返品します。

小説などの書籍も、委託期限(約3か月)過ぎたら返品します。ベストセラーになった本は、そのまま売り場に残し、さらに売れるように追加をします。

返品できない本も多いです

岩波書店などは、返品が出来ない出版社として有名です。最近TVでもおなじみの林修先生もTVで紹介していました。
林 修先生が6月25日放送「初耳学」で理想の本屋を語る

私もよく、岩波文庫や、岩波新書などの新刊や既刊本を手配していました。買い切りの出版社で返品出来ないので、注文も慎重です。注文書にAランク、Bランクなど書いてあるのですが、ちゃんと在庫チェックしないとダブったりするので注意が必要です。

ストッカーの肥やしにしています

岩波書店のように返品出来ない本が売れ残ったらどうするかといいますと、目立つように陳列して販売したり、カバーが汚れたもの、日焼けしたものは、カバーのみを出版社より手配して巻き直したりして完売を目指します。それでも、売れ残った場合は、ストッカーや、バックヤードで在庫しておきます。

最近は、Amazon転売が流行っているので、ストッカーの本が、問い合わせがあり、販売した例があります。試しにアマゾンで値段を調べてみると、新書1冊が、1万円くらいで流通してるものもあります。

岩波の本とかは、売り場で日焼けしてくたびれた本でも、出版社で絶版になってるものは、ひょっとしたら、お宝アイテムになってる場合もあります。

まとめ

「売れ残った本捨てるなら俺にくれ」と思われた方残念です。残った付録が欲しい方は、書店スタッフになれば、チャンスがあるかもしれません。

以上売れ残った雑誌や付録、本は捨てるの?でした。

最後まで閲覧ありがとうございました。

 

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