書店のレジ袋、広告チラシいらない。断ることはできる?
お疲れ様ですヒガシクワンです。
文教堂書店時代レジにてたくさんのお客様の対応をしました。
書店のレジ袋の中ってチラシが入っているものが多いです。
チラシの種類は結婚相談、ユーキャンなどの資格、本の予約などがあります。
本の予約のチラシは、そこの書店が独自で作ったものが多いです。
そもそも書店のレジ袋は工場から直接店舗に入る場合が多いです。
お客様がレジにて必要無ければ「袋いりません」「袋のチラシ抜いてほしいんだけど」と言うだけでOKです。
このレジ袋の中のチラシの役割をご説明いたします。
書店のレジ袋は本を買った証拠!?
店をすぐ出る方、ブックカバーをかけた場合は レジ袋無しでもOK
レジが書店の出入り口そばの場合や、文庫、新書、単行本などでカバーをかけた本に関しては、レジ袋無しでもOKな場合があります。
万引き対策で買った本はすべて袋に入れるようにしている書店もあります。
私が所属していた店舗は極力、買った本は袋に入れていました。
ショッピングモールなどに入っている書店の場合は、袋に必ず入れています。
他のテナント店さんに迷惑がかかります。
レジ袋の中に最初からチラシが入っています。
レジ袋の中のチラシに書店は助かっています
実は工場の中でレジ袋にチラシを挿入します。
それからダンボールで書店に入荷します。
ダンボールを開け、レジ袋を取るとすでに広告が擦入されています。
レジ袋の中のチラシはスポンサーです。
お金をいただいています。
レジ袋にチラシを入れることによっレジ袋代がチャラになります。
書店の利益って少ないのです。
本1冊売っても大したことないのです。
少しでも利益が上乗せできればと思います。
結婚相談のチラシ等はクレームが多いです。
私も25年書店員をやってきて3回ほどチラシの件でクレームがありました。
「何でこんなの入れるんだ。いい迷惑なんだけど。」と特に年配の方が多いです。
少し前はこのように結婚相談のチラシが多かったです。
以上のようなクレームのせいか、最近はユーキャンなどの資格のチラシが多いです。
高額な本のチラシも多い
1冊売れるごとに高額報奨金がつく本
レジ袋の中のチラシには、資格の通信講座のものと、他に辞典、図鑑などのチラシも多いと思います。
辞典、図鑑は高額なものが多いです。
パンフレットになっており、予約券が付いたものとなっています。
辞典、図鑑のチラシは、書店側で入れています。
レジのスタッフがお客様が少ない間にレジ袋にいれます。
又は、この辞典、図鑑あちらのコーナーに見本がございます。
もしよろしかったら、パンフレット入れときますのでご覧になって下さい。
と手渡しの書店もあります。
なんとこのような高額な本が1冊売れると高い報奨金がいただけます。
書店によっては、個人で何冊予約を取ったか、争ってる書店もあります。
たくさん予約を取った書店店舗は、出版社のホームぺージなどで掲載されます。
ウチの店舗が全国1位だとか争っています。
レジ袋のチラシが必要ない時はスタッフにお伝え下さい
大声では言えませんが、チラシ抜いて・・・でOK
よく来るお客様だとチラシいりませんと言われる時があります。
でもお客様が必要無い場合は言ってもらってけっこうです。
絶対入れなきゃダメなんです。
とはありませんのでご安心下さい。
まとめ
- 書店のチラシは、スポンサーになってる資格系が多い。
- レジ袋にチラシを入れることにより、レジ袋代を浮かしています。
- 資格系のチラシは工場出荷時点で挿入されています。
- 結婚相談のチラシはクレームが多く最近採用例が少ない。
- 出版社の辞典、図鑑の高価格帯のチラシは書店が独自で入れています。
- 辞典、図鑑の販売は、高額報奨金があるのでセールスされる場合がある。
- チラシがいらない場合は、NOチラシでもOK