書店閉店マニュアル③ 最終回
2021/01/11
このシリーズも最終回になりました
自分が所属してた店舗が無くなり、次の移動先も無くお辞めになる方も多いと思います
退職金をいただいて次に向かって行動しましょう。
貯まった有休を使って転職活動や休むのも良いでしょう。
また書店でもいいし、異業種にチャレンジしてもいいと思います。
書店の未来はハッキリ言って何もいえません。
その他健康保険、厚生年金保険資格喪失証明書の説明をしたいと思います。
元スタッフに連絡は余りしないほうがいい
元スタッフへの連絡はしばらくしてからにしましょう。
特に男性スタッフが女性スタッフに連絡をするのは気持ち悪がられます。
いい思い出として取っておきましょう。
私の場合はお別れ会等はやるテンションはまったくありませんでした。
遠い所への移動でもいい?
関東の人間が関西、四国、九州や、北海道など遠い店舗への移動は、家族持ちにはキツイです。
異業種の期間工みたいに手取りをたくさん頂いて自分が住むところがほとんどお金がかからないところなら、遠い家族に送金しながらその間に就職活動ができます。
会社を辞めてからの就職活動はホントにつらいです。
毎日、ハローワークか、どこかの面接、履歴書を送るのに郵便局と自宅にいたら近所の目が厳しいし、妻には、いつ決まんの?という感じでプレッシャーがハンパないです。
有休消化をして少し休むのもあり
お店を辞めて何日か有休があります。
例えば、40日以上あっても、フルに使えるかは、会社総務に相談したほうがいいです。
会社によっては、毎月15日締め月末支払いの会社の場合、1月15日に店舗を引き渡し、1月16日から有休して3月15日に退職というのが出来ない場合があります。
この場合は、2月28日付と月末で退職という感じが多いです。
じゃあ、有休まだあるから、2月15日まで有休使って3月31日にまた給与をもらうというのは会社によってできない場合があります。
最後の給料は、今までの給料と違いたくさん引かれて少ないです。
それは、月末を退職月にする場合、社会保険料は基本的に後払いらしいので、今回の場合は、2月末にもらう給料は、1月分と2月分の社会保険料が引かれています。ローンの支払がある方は、残高不足に注意したほうがいいと思います。
私の有休消化は、1週間くらいで飽きました。次の職が決まっていないので何か落ち着かない感じです。ちなみに現在入っている社会保険は、有休消化中も有効なのでご心配なく。
会社へのエントリーを出しまくる
自分の店舗が閉店して次に移動するところが無い場合は退職する形となります。
実は書店に勤めていなかったらやってみたい仕事があった場合はチャンスだと思います。
今まで悩んでいたけどこれで思いっきり転職できます。
履歴書を送ったり、面接の申し込みなど他社とダブらないように申し込みしたほうがよろしいみたいです。
みんなが知ってる大きな会社だと、書類選考で2週間、1次面接、2次面接、3時面接などで1か月では採用がわかりません。
私に場合は、コミック専門店の面接で1週間、大手不動産書類選考で2週間、葬祭会社面接選考で1週間など、1社の結果が出るまで次の申し込みをしませんでした。
これだけで約1か月なので、有給消化中で、いつもでも、面接に行けるので、エントリーはしまくったほうがよさそうです。
先輩書店店長の談では、彼はかなりの数をエントリーしまくり、5社くらい内定をもらい、今度は自分が選ぶ番になったくらいでした。
これは極端ですが、興味があるものはどんどんエントリーしたほうが良さそうです。
早めの行動が吉かも
賞与が何年も出ない、先が見えない、上司が嫌いなど、いろいろあると思います。
転職期間は、大手の会社に行くのなら最低3か月が準備期間が必要かもしれません。
地方で地元の会社だと、即採用が決まってしまう場合がありますが、それもアリなんじゃないでしょうか?
ちなみに私が現在勤めている建設会社の不動産部は、午前中に面接して夕方採用の連絡がありました。
宅建士の資格を持ってたので、ある意味やりたかった仕事でした。
最初の3か月は国民健康保険に入る場合もあります
受けた面接すべての会社の説明で、3か月は研修期間なので、社会保険に入れませんと言われました。
「週20時間働く場合は、社会保険に入らなくてはいけない」とか決まりがあるはずだと思います。
いろいろツッコんで不採用になったら損なので言ってません。
現在勤めている会社でもそうです。
有休消化し、給料明細の他に、健康保険、厚生年金保険資格喪失証明書が届きました。
証明書とマイナンバーが書かれたはがきと免許証、印鑑で、市役所に行けば国民健康保険証をすぐ発行していただけます。
今まで使っていた社会保険証は、本社に返送になります。
国民健康保険、国民年金の請求が忘れた頃に来ます。
今まで社会保険、厚生年金を払っていた方には、あまりの高さに驚きます。
なかなか次の会社が決まらない場合、退職金がすぐ吹っ飛びます。
次の会社に入ってすぐ正社員になり、社会保険、厚生年金に入れてもらいましょう。
まとめ
有休については、会社総務で詳しく聞いたほうがよさそうです。
社会保険の切り替えなどいろいろありますが、長い人生の中の経験だと思ってます。
以上書店閉店マニュアル。最終回でした。
最後まで閲覧ありがとうございました。
最後に
今まで書店閉店マニュアルをありがとうございました。
私自身文教堂に25年も所属していました。
まさか自分の店舗が閉店なんて考えてもみませんでした。
よくやってこれたなと思います。
閉店処理の最後まで手伝ってくれたスタッフに大変感謝しております。
妻からは元スタッフに今どうしているか聞いてみれば?言われました。
みなさんそれぞれの生活パターンになっているので迷惑だと思うのでしていません。
私が今現在どうしているかはブログで報告しています。